最近の経済の動向について

最近の経済の動向を注意深く観察すると、「アメリカ発の世界大恐慌」さえも有り得ない話ではない気がしてきます。
「景気は再び、力強く回復するだろう」などと唱える、いわゆる「エコノミスト」も、もはや見当たらないような状況です。

「サブプライムローン」という、アメリカの住宅ローンから始まった信用収縮は、ついに米第4位の大手証券リーマン・ブラザーズを破綻に追いやり世界 に衝撃が走りました。ちなみに「サブプライムローン」とは「通常の住宅ローンの審査に通らないような、『信用度の低い人向けのローン』 」のことです。
マスコミは「低所得者向けローンである」と、さかんに報道していますが、あれは正確ではないのです。高所得者でもクレジットカードやローンの利用実績が無い人や、あるいは、信用力を超えた借入を行って不動産投資を行う場合にも利用されるのが、このサブプライムローンです。

先行き不透明なこの世の中・・・。マスコミの報道さえ鵜呑みに出来ません。「8月下旬には胴上げか」ともいわれた阪神タイガースは、いまだに読売 ジャイアンツと優勝争いを繰り広げており、ペナントレース覇者が決定するのは最終戦かもしれません。  福田前首相の突然の辞任から、麻生新首相の誕生まで、「政治の世界、一寸先は闇」とはよく言ったものですが、プロスポーツの世界でも、そしてまた我々が 携わっている、実業の世界でもそれは同様です。

ところがこの不況の中でも、己を信じ、真面目に事業を行いながら結果を残し、きちんと利益をあげている方々も、一方ではおられます。 私も、弊社スタッフと一丸となって、顧客皆様の御事業に貢献できれば、これに勝る幸せはございません。