クールビズについて

クールビズは最近メディアでよくとりあげられる言葉ですが、環境省が提唱し、夏のビジネス用軽装の愛称で、職場の冷房を28度に保った状態で、涼しく気持ちよく働ける服装のことです。
平成17年の京都議定書発効を受け、同年、環境省が名称を公募し発表したものです。

クールに、”涼しい、格好いい”の意味を持たせて、ビズはビジネス(Business)の略です。当社でも、6月より事務所の冷房を28度に設定しノーク タイ、ノー上着ファッションでクールビズを実践しています。ネクタイと上着を取れば、体感温度で2度差があると言われているので、環境にもやさしくエアコ ンの効きすぎで、寒がる女性にもやさしい日本の夏の新しいビジネススタイルを皆様も是非とりいれられては如何でしょうか?

ノーネクタイ・ノー上着の似合う職場用シャツ(クールビズシャツ?)を買い求めて、19日の父の日用プレゼントということもあり、先週の日曜日、全国の 百貨店は買い物客でにぎわったともつたえられています。又、衣料関連の小売業などへの間接的な恩恵も含めた全体への波及効果は1,008億円に上るという レポートも出されています。
[環境にやさしい]等言葉が、巷であふれていますが、京都議定書により、日本 の温室効果ガス削減約束である、CO2削減6%達成には、個々で勝手に活動するのではなく、企業や、地域等のある一定の大きさをもつ組織、場所でチーム ワーク意識をもって地球温暖化防止に何かしら有意義な事を、小さなことでもいいので始めるべきでしょう。

ここ、日本で暮らしていると、マスコミで取り上げられているにしても、地球温暖化で切迫した状況は、具体的に感じる兆候はあまり在りませんが、現実にネ パール・ブータンでは氷河湖の一部決壊が報道され、マーシャル諸島の一部では実際に陸地面積が減少し始め、庭の一部から海水が湧き出すケースもあり、この まま事態が推移すれば、温暖化により、バングラデッシュでは、陸地面積の18%が喪失し、前述のマーシャル諸島は、なんと現在の陸地面積の80%が失われ ると推測されています。国民一人ひとりや、企業・各種団体が、日々、具体的な目標を定めて地球温暖化防止を行動をもって実践していくことが非常に大切に思 えます。 。